じょさんしサロンにこ

助産師 二家本 千昌 / じょさんしサロンにこ

からだこころ育む旬の簡単レシピ

菜の花

旬:冬(12月から3月)

鮮やかな菜の花は、春の訪れを告げる緑黄色野菜です。ほろ苦さが特徴的で、ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラスを誇ります。

妊娠中の「菜の花」効果

骨を丈夫にする 野菜の中でも群を抜いたカルシウム含有量(ほうれん草の約3倍)で、お母さんと赤ちゃんの骨や歯を丈夫にします。
免疫力アップ 豊富なビタミンCは、風邪やおりもののトラブルなど感染症を予防します。
抗酸化作用 体内でビタミンAに変わるβカロテンが豊富で、妊娠すると弱くなりやすい皮膚や粘膜を強くします。
貧血予防 貧血に有効な鉄分や葉酸、ビタミンCを豊富に含みます。ビタミンCは鉄分の吸収を助けます。

効果には個人差があります。

調理例

菜の花とツナの胡麻油和え

胡麻油の香りが包み込むように、菜の花の旨味を引き立たせます。ちょい足し副菜にぴったりの一品です。

材料

菜の花200g
ツナ1缶
胡麻油大さじ1
自然塩少々
白胡麻適量

作り方

  1. 沸騰したお湯に塩を少々入れ、菜の花を茎から茹でていきます。葉先まで湯に入ったら火を止めて、素早く冷水で締めます。
  2. 菜の花の水気を絞り、食べやすい長さに切ります。
  3. 切った菜の花とツナ、胡麻油、白胡麻、塩を和えたら出来上がり。

メモ

全体に張りがあり、つぼみは小さく締まり、色鮮やかなものが新鮮です。

おまけ

茹でたパスタにオリーブオイルを絡めて、出来上がった菜の花とツナを和えれば、簡単に旬のパスタにアレンジができます。春に向けた食材は、身体に溜まった不要なものをデトックスしてくれます。食事から新陳代謝を促し、免疫力を高めていきたいものです。

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